昭和ヘッドウェイが発売当初、その時代に合った設計デザインで開発されたのと同様、平成ヘッドウェイにても同じ位置感をコンセプトにリリースされた500シリーズ。
ドレッドノートスタイルですがフィンガーピッキングに向くスタイルを追求、その結果、昭和物と平成物では類似点が少ないもののコンセプトが同じ、というなかなか面白いカテゴライズです。
スキャロップドアドバンスドリアシフトXのブレーシングというヘッドウェイの一つの代名詞的Top構造を筆頭に、ネックグリップ、ナット材、フレットまで細かく拘り抜かれたモデルです。
因みにコンバージョン・エンドピンとネックブロックのバッテリーホルダー、サイド材の配線固定フックはデフォルトで付いており、ピックアップの取り付けを前提とした選定に非常に適しています。
トラスロッドレンチも従来の特殊形状ではなくノーマルなサウンドホール側から容易にアクセス出来る仕様です。
サウンドはたしかにヘッドウェイらしからぬ？硬質さが無い、軽いタッチでも柔らかく反応してくれる、そんな印象を受けます。
リアシフトXブレーシングにも関わらずタイトさを極端に感じること無く鳴らせるのは、さずが様々なパターンの飽くなき追求による産物です。

コンディションは、Top面ブリッジ下1弦寄りに段差を感じる塗装面の強い打痕、掻き傷があります。
他は軽微な擦れ、ネック裏の僅かな爪傷程度ですので、Top面だけ何かうっかり当ててしまった印象です。
非純正ですがmono Gig Bag付属も嬉しいところです。

商品詳細