品名 |
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シャルム シャンベルタン グランクリュ ベルナール デュガ ピィ |
ワイン名(原語) |
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Charmes Chambertin Gurand Cru Bernard Dugat-Py |
タイプ |
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赤ワイン・ミディアムボディ |
内容量 |
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750ml |
産地 |
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フランス・ブルゴーニュ |
品種 |
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ピノ・ノワール |
商品説明 |
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デュガ・ピィのシャルムは2/3が本来のシャルムで1/3がマゾワイエール。スミレのようなフローラルさにフレッシュなラズベリー、赤スグリ、カシスなどの果実。色合い深く、凝縮感溢れる一方、タンニンはまろやかでしなやかな味わい。酸味とのバランスも優れています。シャルムは比較的早く飲み頃の訪れるグランクリュですが、それでもデュガピィのそれは最低でも5年、出来れば10年は熟成させたいものです。
-ワインアドヴォケイト 95-97点 "The 2020 Charmes-Chambertin Grand Cru is brilliant, wafting from the glass with aromas of cherries, peonies, sweet spices, rose petals and forest floor. Full-bodied, seamless and enveloping, it's elegant and sensual, with an ample core of vibrant, concentrated fruit and a long, expansive finish. Suave and harmonious, it's the finest Charmes from Dugat-Py that I've ever tasted from barrel." |
備考 |
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気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 |
ベルナール デュガ ピィ Bernard DUGAT-PY |
カルト的な人気を誇る生産者従兄のクロード・デュガと並び、カルト的な人気を誇るベルナール・デュガ・ピィ。
当主のベルナール・デュガはとてもエネルギッシュな人物だ。日に焼けた顔。がっしりとした体格、巨大な手。日々、農作業に勤しむ姿がその風貌からも想像される。
近年になってコート・ド・ボーヌにもブドウ畑を広げ、現在、所有畑の総面積は10ha。しかし、その要がジュヴレ・シャンベルタンであることに変わりはない。村名ジュヴレ・シャンベルタンは複数の区画をアッサンブラージュした「キュヴェ・クール・デュ・ロワ」のほか、単一クリマで醸造される「レ・ゼヴォセル」。1級はフォントニ、コルヴォー、ペリエールをアッサンブラージュした畑名なしのキュヴェのほか、単一クリマものの「プティット・シャペル」「ラヴォー・サン・ジャック」「シャンポー」。特級は「マジ」「シャルム」「マゾワイエール」、そして王様「シャンベルタン」である。2003年にすべての畑をビオロジック栽培に転換完了した。
ご存知のとおり、特級マゾワイエール・シャンベルタンは隣接するシャルム・シャンベルタンを名乗ることも可能だが、このドメーヌでは別々に醸造している。正確にいえば、マゾワイエールが3分の1混ざったシャルムとマゾワイエール単独のワインがある。最初に所有したマゾワイエールはシャルムと近接した区画で、土壌的な差が見られなかったため、シャルムに混ぜてひとつのキュヴェとした。一方、2004年に新たに買い足したマゾワイエールは、グリザールの谷間から流れ出た洪石土により畑の表面を大きな石が覆う。ワインの性格もまったく違うため、ベルナールは単独のキュヴェにしたという。試飲の順番はシャルムの後にマゾワイエール。後者のほうが圧倒的に堅牢なスタイルのワインだ。
醸造法はクロード同様、低温マセレーションはなし。一方、完全除梗のクロードに対し、ベルナールはアペラシオンによって梗を残す。特級についていえば、量の少ないシャンベルタン(量的に恵まれた年でも1樽しか出来ない)とマジは100%全房。マゾワイエールは60~70%、シャルムは40~50%の梗を残している。1級以上はすべてフランソワ・フレールの新樽100%熟成。
「ジュヴレ・シャンベルタンは長期熟成させるべきワインだから、十分な抽出が必要」というのがベルナールの考え。たとえ恵まれないヴィンテージであろうとも、彼のワインはとびきり濃厚な色調で人々を驚かせる。だからといって過度に重いワインかといえばそうではない。緻密な構造とキメの細かなタンニンを中心に置きながら、新鮮味(ベルナールは遅摘みをよしとしない)も感じさせるバランスのよさ。熟成させるとこれまた素晴らしい。
現在、息子のロイクがピエール・マッソンの指導の元、ビオディナミについて学んでいる最中。将来も楽しみである。