ご紹介はムーレーのミドルレングスダウンコート「MORESCO」です。絶妙な長さの着丈とウエストシェイプを効かせたタイトなシルエットでパディングがたっぷり入っていながらも着膨れ感をまったく感じさせません。取り外し可能なファー付きフードがより一層リュクス感を高めています。フードを外せばスタンドカラーのダウンジャケットになりビジネスシーンでも重宝します。フードとファーは一体型です。

ストレッチナイロンの生地は雨風にも強くスリムなシルエットながら快適な着心地を実現しています。光沢を抑えたマットな質感もより一層リュクス感を高めています。

身頃と袖のパディングは極寒地で優良とされるシベリア産ホワイトグースダウンを使用しており、気温-20℃～12℃くらいの間で快適な体温を保てるの上位クラスのCランクです。

上品な艶感たっぷりの水牛ボタン、美しく輝くファスナーMOORERのロゴが入った特注品で細部まで抜かりがありません。

サイズ選びの際は、普段お召しのイタリアサイズでよろしいかと思います。44-S 46-M 48-L 50-XLが標準のサイズ感になります。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg
普段、日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト78)、日本サイズはS～M。アウターはヘルノで44、タトラスで1か2、ジャケットはラルディーニ、タリアトーレ、チルコロ1901で44、シャツはフィナモレで38、ボルゾネッラで37を着用しています。MOORERはどのモデルでも基本的に44ですが、こちらも44で肩幅もぴったりで、身幅も窮屈感は感じないタイトなフィット感です。着丈はヒップが3分の２隠れる長さで、袖丈は腕が短め(裄丈80cm)な私で甲が半分弱隠れる丈感で長いとは感じません。とてもバランスよくキレイに着こなせています。

【 ブランド：MOORER / ムーレー 】
家業がダウンジャケット製造のモレノ・ファッチンカーニ氏が2006年にイタリアのヴェローナでスタートしたアウターブランド。主力アイテムのダウンジャケットには、最高レベルのフィルパワーを誇り、極寒地で優良とされるシベリア産ホワイトグースのダウンを使用。ダウンはイタリア国内で処理、加工、殺菌されており、ファスナーやボタン、バックルに至るまで、ほぼすべてがイタリア製の特注品。縫製はもちろんのこと、細かな部分までメイド・イン・イタリーにこだわっています。イタリアのアウターメーカーでは、やはりムーレーとヘルノ(HERNO)が二大巨頭で、その他にもモンクレール(MONCLER)、タトラス(TATRAS)、デュベティカ(DUVETICA)などがあります。雑誌「MENS EX」や「LEON」に度々掲載され、日本でもイタリアを代表するラグジュアリーアウターブランドとしての地位を確立しています。