有機的なフォルムの不動の名作
イサム・ノグチ コーヒーテーブル
Vitra(ヴィトラ)
Coffee Table(コーヒー テーブル)ベース(ブラックアッシュ)
極限までシンプルで滑らかな曲線美
19mmのガラス天板を絶妙なバランスで支えるベース
MoMA(ニューヨーク近代美術館)の館長自邸に
デザインしたテーブルが原型とも言われている
イサム・ノグチによる「コーヒー テーブル」。
ガラス製の天板や無垢材の脚部は
有機的なフォルムで構成されており、
まるで彼の彫刻作品の1つであるかのようなデザインです。
ノグチ自身もこのコーヒーテーブルを、
彼のこれまでの家具作品の中でも
最高のデザインであると考えていました。
大きさの異なる3つの曲線をもったガラス天板は、
19mmもの厚みがあり、重く頑丈なガラスを安定して支えるため
天板と直角に配置されたベースが特徴。
とても滑らかなでシンプルなフォルムは、
モダンな空間に美しく溶け込みます。
アートを超えた機能性を備える20世紀を代表する傑作テーブル
20世紀を代表する世界的な彫刻家にして、画家や造園家、作庭家、舞台芸術家など幅広いジャンルで活躍した、アーティストでありデザイナーでもある日系アメリカ人のIsamu Noguchi(イサム・ノグチ)。ミッドセンチュリーを代表する巨匠ジョージ・ネルソンとともに手掛けたエレガントなベースの「ダイニングテーブル」や、提灯メーカーの老舗オゼキの「あかり(Akari)」シリーズなど多くのインテリアデザインを手掛けています。1944年にデザインされた、このCoffee Table(コーヒー テーブル)は、まるで彼の彫刻作品の一部を思わす美しく洗練されたフォルムで、まさにアートを超えた機能性をもたらしています。タイプの異なる3種類のベース(ブラックアッシュ、ウォールナット、メープル)からお選び頂けます。2003年よりHarman Miller(ハーマンミラー)社からVitra(ヴィトラ)社にライセンスが移管し、イサム・ノグチ財団とともに当時のオリジナルを細部まで忠実に再現して復刻しています。天板には、その正規品の証であるイサム・ノグチ氏のサインが刻まれています。
Isamu Noguchi(イサム・ノグチ)1904年、ロサンゼルスで生まれ。日本の詩人ヨネ・ノグチとアメリカ人作家のレオニー・ギルモアの間に生まれたイサム・ノグチは、コロンビア大学とレオナルド・ダ・ヴィンチ美術館で学びました。その後、野口はパリの彫刻家コンスタンティン・ブランクーシのアシスタントとなり、ニューヨークでの最初の個展を開催。中国で筆描きを学んだ後、彼は日本へ渡り、陶芸家である宇仁氏のもとで粘土を扱う仕事をしました。イサム・ノグチの芸術家としての仕事には、異文化圏での生活や仕事の経験が反映されており、彼は彫刻を超えて舞台セット、家具、照明、インテリアだけでなく、屋外の広場や庭園を網羅する創造的な作品を数多く手掛けました。彼の彫刻様式は、有機的な形の語彙に恩恵を受けており、1950年代のデザインに非常に大きな影響を与えました。
当店アトラクトはVitra(ヴィトラ)社の正規取扱販売店です。安心してお求めください。※大量生産によるコピー製品やリプロダクト品(ジェネリック製品)、その他多くの類似品が「正規品」や「デザイナー名」等の表記を用いて数多く出回っておりますので、他店でご購入される場合は、十分ご注意ください。 Vitra(ヴィトラ)社は、1934年にスイスで店舗用什器メーカーとして創立。1957年からは、著名なプロダクトデザイナーがデザインした家具の製造、販売を手掛けています。1989年には、ヴィトラ・キャンパスと呼ばれるヴィトラ社の敷地内に、「世界で最も重要なデザイン博物館」と呼ばれる「ヴィトラ・デザイン・ミュージアム」がオープン。同社が所有する膨大な数のデザイナーズ家具や照明器具などが展示されており、チャールズ&レイ・イームズやアレキサンダー・ジラルド、ジョージ・ネルソン、ヴェルナー・パントン、ジャン・プルーヴェなどの著名デザイナーの作品を多数収蔵。また、建物自体も有名建築家、フランク・ゲーリーによる複雑な形をした外観が特徴となっています。